aruku&(あるくと) for オフィス 導入事例
ウイングアーク1st様

フルリモートで実施し92%が「また参加したい」!
コロナ禍で全イベント中止から逆転大成功の秘訣

社内ウォーキングイベント運動習慣改善
企業 ウイングアーク1st株式会社
業種 情報・通信業(ITソフトウェア)
担当部署 Wellness委員会

今回は、法人向けの帳票ソフトウェアで国内トップシェアを誇るソフトウェア開発企業、ウイングアーク1st様にお話をお聞きしました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年2月より全社員がリモートワークになり、計画していた健康増進への取り組みが全て中止になってしまいました。そんな中、オンラインで出来る取り組みとして「aruku& for オフィス」を導入いただきました。参加率は驚異の80%を誇り、イベント後のアンケートでは「またやりたい」が92%を記録するなど、とても有意義なイベントになったそうです。
今回は、イベントを仕掛けたキーマンである鳥越氏(画像、左列中央)と、自社BIツールをイベントに活用した米倉氏(同 右から2番目の列中央)のお2人にお話を伺いました。

健康経営優良法人の申請にも「しっかりと入れさせていただきました」

「Wellness委員会」の会議の様子
リモートワーク環境下でのオンラインイベントを成功させた「Wellness委員会」の会議の様子

新型コロナウイルスで取り組みが全て中止「お先真っ暗」

―「aruku& for オフィス」導入のきっかけを教えてください。

会社が健康経営宣言したことを機に、今年の4月に、一般的に衛生委員会と言われるものを「Wellness委員会」と名称を変え、力を入れることになりました。Wellness委員会では今後の取り組みについてアイディアを出して、9月を健康月間と位置付け、インストラクターを呼んだり体力測定会を実施したりする計画を立てました。ですが、新型コロナウイルスの状況的に実施は難しく中止になってしまったんです。
お先真っ暗でどうしようと思いましたが、Wellnessリーダー(Wellness委員会のメンバー)たちと話し合い、「ウォーキングがいいのでは」という結論になりました。その後議論を重ね、候補を3つほどに絞りましたが、「aruku&」は最初から第1候補でした。こういった取り組みをするのであれば、データを管理する必要があると思っていて、「aruku&」はデータがとれるのでよかったんですね。
その頃ちょうど「aruku&」が1日3,000歩を10日間歩くことを目指す企画「1day3000」を実施していて、トライアルとしてWellness委員の全員で参加してみました。事前に仕組みが分かり、「いいね」となって、最終的に「aruku&」に決めました。

ハードルの低さが魅力。
1日3,000歩を10日間歩くことを目標に

―「1day3000」のどんなところに魅力を感じていただいたのでしょうか?

「1日に3,000歩を歩けばいいんだ」という分かりやすさとハードルの低さが良かったです。在宅勤務が始まって以降、歩かない人が増えたこともあって、誰でも努力すれば簡単にクリアできるところが魅力だと思いました。
これを受けて、第1回のイベントは「1day3000」の内容を真似て実施し、10日間で毎日3,000歩を歩くことを目標として、さらに部門別の対抗戦にしました。

登録者数80%を記録
「社長や役員が積極的に協力してくれた」

―社内イベントを開催されるにあたって、どのように告知されましたか?

告知はしまくりました!各部門にいるWellnessリーダーにメールをしてもらったり、毎週行われる部会の中で呼びかけてもらったりしました。会議の最後に「他に何かありますか?」と言われたら即座に宣伝したこともありますし、オンライン会議の画面にイベント用のQRコードを出して「はい、読み込んで!」と呼びかけることもありました。おかげで登録者数は増えましたね。さらにイベントの前日には全社での会議があったので、社長からも話してもらいました。弊社の役員たちも面白い企画だと思ってくれて、積極的に協力してくれました。結果、対象となる社員数は651名※2020年2月末ですが、登録者数は80%ほどになりました。

選手宣誓
選手宣誓も実施。気合が伝わる。

―盛り上がっていく様が目に見えるようです!

初めての全社的なオンラインイベントでしたし、それまで在宅勤務ばかりで悶々としている人が多かったんだと思います。部門別対抗にしたのもよかったと思いますが、団結感があって、在宅勤務をしていても会社の人と繋がれるんだ、という安心感にも繋がったと思います。

自社ツールを活用し、社員の団結力アップ

―インセンティブの設計はどのようにされましたか?

参加対象が社員だけでなく業務委託や派遣の方も含まれるので、住所などの個人情報を取得せずメールだけで送れるものがいいと思い、Amazonギフト券にしました。みんなにモチベーションを持ってほしかったので、「10日間達成者賞」「9日間達成者賞」「金賞」「銀賞」「トータル3,000歩以上歩いたら参加賞」などたくさんの賞を作りました。10日間達成者に全員にあげるプレゼントもありましたが、結果的に192名の方が達成し、プレゼントを全て送るのに3日かかりました(笑)。インセンティブの数を計算すると、参加者のうち36.5%が何かしらの賞をもらえる計算になります。

―御社の独自BIツールで参加者の総歩数を可視化し、「地球上でどれだけ歩いたか」を表現されたそうですが、このねらいを教えてください。

実施にあたって共通の目標が欲しかったんです。弊社のBIダッシュボード「MotionBoard」は、様々なデータを集約・可視化できるBIツールで、どんなデータでもツールを利用すれば様々な表現ができるとあって好評いただいています。今回、これを活用して社員の総歩数を可視化したら面白いと思い、概算したらちょうどよかったこともあって「地球1周分を歩く」を目標にしました。
イベント中はWellnessリーダーが毎日持ち回りで担当し、「MotionBoard」の画像を示しながら「今は地球上のここまで来ています!」とメールを出しました。
結果はもう少しのところで到達できなかったですが、いい目標でした。あと1日弱あれば達成できたので、惜しかったです。

92%が「また参加したい」

―イベントを開催されて、社内での反応はいかがでしたか?

良かったですね。会議が始まったら、第一声が「お疲れ様です」ではなく「今日はもう3,000歩歩いたよ」なんてこともありましたし、イベントの終盤には技術部門のチームが役員チームを追い上げて逆転するなどデッドヒートでした(笑)。
イベント後の社内アンケートでも、いい意見をたくさん聞けました。

またウォーキングイベントがあったら参加したいですか?また参加したい92%
イベント後もウォーキングを続けますか?継続意向94%

アンケートより、ウォーキングイベントの感想(一部抜粋、原文ママ)
・意識的に体を動かすきっかけになりました。
・家族と一緒に歩いたこともあり、家族仲もよくなる楽しい企画でした。
・1日30歩も歩かない生活をしていましたが、イベントが始まって、1日頑張って3,000歩を歩くようになりました。こんなに変わるんだったらちゃんとやろうと意識を変えることができました。

反省点を活かし、2回目の実施へ

―現在は第2回のイベントを実施中だそうですね。

11月2日から開始し12月18日まで実施します。前回よりも長くしたので、今回の目標は地球1周ではなく「月まで行く」です。月に到達するまでに金星や木星などの惑星もあります。1日の目標歩数は、みんなの意見を聞いて3,000歩に据え置きました。
進捗状況のメールは、毎日ではなく月曜と金曜にしました。週末に歩く人が多いので、金曜にお知らせし月曜に結果報告、という具合です。月に行くまでにいろんな惑星を通過するので、「今週は金星ウィークです。頑張りましょう」みたいなお知らせをしています。前回入れなかった機能では、モチベーションアップに繋がると思い、「目標まであと何歩」という項目を入れました。そして今回、終了を待たずして目標を達成しました。
インセンティブについては、今回は期間が長いこともありますし、前回、1日でも逃したら諦める人がいることが分かったので、モチベーションアップのためにも設計を変え、1週間ごとの抽選制にしました。全日程達成者に送る「コンプリート賞」など、他の賞もあります。

自社BIツール「Motion Board」
社員の目標を可視化した自社BIツール「Motion Board」。イベント終了前に月まで到達した。

―今後「aruku&」を使ってやってみたいことはありますか?

在宅勤務になったことで有給休暇の消化率が落ちてしまったので、何か策を考えたいと思っています。例えば、有給休暇を使ってaruku&のコースを歩いた人にインセンティブを送る、というような「aruku&×有給休暇」のイベントを考えています。

―「aruku&」は、御社の健康経営に貢献できていますでしょうか?

大いに貢献いただいています!

―ありがとうございました!

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