aruku&(あるくと) for オフィス 導入事例
東京都港区様

アナログからデジタル。自治体と民間のコラボ。
コロナ時代のイベントとデジタル活用

自治体デジタルスタンプラリー
企業 東京都港区
業種 自治体
担当部署 国際化・文化芸術担当

東京都港区には博物館や美術館などが数多く点在しています。多くの文化施設をスタンプラリーを使って巡る「ミナコレ」は、港区主催の定期イベントです。しかし2020年は新型コロナウイルスの流行により中止に。そして2021年は初めてリアルのスタンプを利用せず、スタンプをデジタル化する手法での開催を検討することにしました。非接触で進めるためのデジタルツールとして選ばれたのが「aruku&(あるくと)」です。今回、「aruku&」を使ったイベント運営について、国際化・文化芸術担当の清水氏、森口氏に話を聞いてきました。

非接触イベント実行のために
デジタルツールが必要だった

左から地域振興課の清水氏、森口氏。

―「ミナコレ」とは、どんなイベントでしょうか?

森口氏:港区には美術館や博物館などの文化施設が集まっており、区内外の多くの方に各施設を訪れてその魅力を知ってほしいという思いから、「ミナコレ」が生まれました。参加の仕方なのですが、こちらで設定したコース推奨ルートを回ってもらい、訪問先の施設でスタンプを手に入れます。そして、スタンプを集め終えたら、景品を受け取ることができます。

清水氏:2012年から「ミナコレ」として開催している定期イベントで、主に夏休み期間中に実施していました。しかし2020年は新型コロナウイルスの流行から中止に。2021年はイベントを絶対に開催しようと目標を掲げていましたが、コロナ禍の中、リアルのスタンプを活用して行うのは難しい。これまで、紙のスタンプラリーを使っていましたが、2021年からは非接触でできるデジタルのスタンプラリーが必要でした。

アプリトップ その他 コース一覧 表紙 スポット説明
「aruku&」のアプリの中に入り、ミナコレのコースを選択すればOK。

清水氏:デジタルで使える最適なツールはないかと検討し、ご紹介いただいたのが「aruku&」でした。今回、イベント参加者は「aruku&」のアプリをダウンロードし、そこからミナコレのコースを選択して、コースを歩きます。文化施設に到着後、設置されているQRコードを読み込むと、その施設はクリアとなるという仕組みにしました。

各文化施設に設置しているQRコードを読み込むとスタンプを手に入れられる。

特別なインセンティブで100万人ユーザーがいるアプリを使わない手はない

―デジタルのスタンプラリーツールとして「aruku&」を選んだ理由はなんでしょうか?

清水氏:理由は3つあります。

・簡単なエントリー方法
・可愛らしい世界観
・100万人ユーザーが登録している

1つ目の理由である簡単なエントリー方法についてですが、「aruku&」のアプリをダウンロードした後は、性別と身長と名前(ニックネーム)を登録するだけ。すごく簡単ですよね。参加のハードルが低いことがポイントでした。また、「aruku&」のデザインって、カラフルで可愛らしい。イベント期間中は「ミナコレ」公式キャラクター・グルグル王子とグルーにゃがアプリの中に登場し、イベント参加を誘致していました。グルグル王子とグルーにゃが違和感なく「aruku&」の世界に存在できているので、イベントとの親和性が高いんです。そして100万人ユーザーがいるというのは大きい。

―なるほど。

清水氏:既存のユーザーを「ミナコレ」のイベントに取り込める可能性もありますよね。100万人という規模に乗っからないという手はない。イベント開催前、ある会議で「aruku&」の使用を伝えたところ、会議の参加者から「知っている」という声が上がりました。実はごめんなさい、私自身、紹介されるまで「aruku&」を知らなかったのですが、ご存知の方を前にした時、さすが100万人だな!と手を叩いたことを覚えています。

「ミナコレ」公式キャラクターのグルグル王子とグルーにゃ

デジタルのおかげでこれまで
不参加だった施設が参加に手を挙げる

―「aruku&」を使ったイベント運営はいかがでしたか?

清水氏:デジタルスタンプラリーは初めての試みでしたので、不安は少なからずありました。しかしイベントを終えた今、トラブルはゼロ。これは奇跡的なことだと思っています。

森口氏:実施前の苦労は確かにありました。施設のスタッフに「aruku&」の使い方を理解してもらうのはなかなか大変でした。スタッフの中にはスマホを触ったことのない方もいましたので、それこそダウンロードという言葉を説明することから始めないといけなかった。ですが、イベントが始まってからは大きなトラブルもなく、全て順調でした。

―デジタルスタンプラリーにして良かったと思ったことはありましたか?

清水氏:ありました。今回、初めて「ミナコレ」に参加してくださった施設があり、お話をさせていただく機会があったんです。その時、なぜご参加いただけたんですか?と聞くと、紙のスタンプラリーだった時は、スタンプ置き場を管理するスタッフが必要だったので、参加したくても参加できなかった。ただ今回のデジタルスタンプラリーは、参加者がQRコードを読み込むだけで完了するので、スタッフの手間が無いに等しい。だから参加することに決めた、とおっしゃっていました。デジタルを使えば、人員を割かなくてもイベントを動かせると分かったのは大きな収穫でした。

―デジタルスタンプラリーは、区として初めての試みだったと伺っています。実際、実施にこぎつけるまでのハードルはありましたか?

清水氏:そうですね。しばらく紙でスタンプラリーを運用していたので、デジタルに移行するという提案に懐疑的な声もありました。ですが、このコロナ禍で、いずれにしろリアルのスタンプを活用しての実施は難しい。それなら、デジタルを使うしかない。また今まで、紙媒体を中心に情報を得ていた方々にも、デジタル利用が「楽しい!」と思っていただけるきっかけにしたいという思いがありました。その気持ちが伝わって、今回イベントを実施することができました。

「イベント前の苦労は少なからずありましたが最終的には成功しました」と語る森口氏

―参加者目線で考えると、アプリをダウンロードする手間があるのでは、と考えませんでしたか?

清水氏:実はその点は心配していました。ただ、「aruku&」は「ミナコレ」を抜きにしても多くの人に使われているサービスです。「ミナコレ」終了後も「aruku&」を使ってウォーキングを楽しんでもらえるので、ダウンロードする価値を提供できます。以前はイベントでアプリが必要となると、そのイベント用にゼロからアプリを作り、終了したらもう使わない。1回限りで終了というやり方でした。今まではそうしてきたのですが、これではその都度予算も時間も取られてしまいます。であれば既にある民間のサービスを活用して運営していく方がいいですよね。また現在、この考え方が港区だけでなく他の自治体にも広がっているような気がしています。

今後はデータ分析でPDCAを回し、参加者とのコミュニケーションを取っていく

―イベントを終えた今、振り返ってみていかがですか?

森口氏:イベントそのものは成功したと思っております。参加人数は例年並み。これはすごいことです。なぜならこれまでは、小学生等お子さんが参加しやすいように夏休み時期に開催していたところを、今回は外出を控える冬に開催したんですから。しかも落ち着いていた時期ではあるけれど、コロナも流行している。それなのに参加人数の数字が変わらなかったことはすごいです!

「『aruku&』をコミュニケーションツールとしても利用したいですね」と語る清水氏。

―次回の「ミナコレ」もデジタルスタンプラリーを使って実施する予定でしょうか?

清水氏:はいもちろん。可能なら新しいことに取り組みたいとも思っています。デジタルを利用することの良さは、データを拾えることです。例えば、どんな年齢層の人がどんな時間帯で回っていて、どのコースを選んだのか。そういったデータを拾い上げ、分析し、改善していく。紙では取得できなかったデータを蓄積・活用し、イベントがよりよくなるための仕組みをどんどん取り入れていきたいと思っています。

森口氏:取得したデータを参加いただいた施設の方々にも共有していきたいですね。「QRコードはどれくらい読み込まれましたか? どれくらいの人数が参加したんですか?」と質問をいただくことがあるので、データを共有し、施設運営に活かしていただけたらと思っています。

清水氏:デジタルツールの利点は、直接のコミュニケーションが取りやすいことです。なので、参加者の要望を聞いたり、こちらから参加を促したりして、デジタルツールを活用した事業をコミュニケーションのツールにしていきたいと思っています。自治体がイベントをするということは、公共性が重要になります。つまり独りよがりな企画はいけないんです。世間の求めていることをちゃんと聞いて、それをイベントや企画に反映させていく。デジタルツールを活用することで、「ミナコレ」という企画が、一歩進んだものへと発展できそうです。

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