コラム

弁当箱を使って食事バランスチェック!

2019年6月19日
提供元:
NPO法人エビデンスベーストヘルスケア協議会 株式会社ライフケアパートナーズ
エネルギー産生栄養素バランスと適正な摂取エネルギー量
適切な量と質の食事は、生活習慣病予防の基本の1つで、栄養素から食事のレベルまで考える必要があります。
食事を評価する指標として、エネルギー産生栄養素バランスがあります。
エネルギー産生栄養素バランスとは、エネルギーを産生する栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物(アルコールを含む)とそれらの構成成分が総エネルギー摂取量に占める割合(%)のことです。
たんぱく質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の割合が、P:F:C=13~20:20~30:50~65(%)であることが、バランスのとれた食事の目安です。
適正な摂取エネルギー量は、性別、年齢、身長、体重、身体活動レベルによって異なります2)が、標準体重kgに30~40kcalをかけると簡単に算出することができます。
たとえば、身長155cm、体重53kgの人のBMI(体重kg÷身長m÷身長m)は22で標準体重です。53kg×30~40kcalで、1590~2120kcalとなります。
1日約1800kcalとすると、1食あたり約600 kcalとなります。3・1・2弁当箱法
普段の食事で、P:F:Cのエネルギー比率を正確に知ることは難しいので、簡単にチェックする方法として「3・1・2弁当箱法」(※)をご紹介します。
5つのルールを守ることで、食事のバランスをチェックすることができます。
ルール1:食べる人にとってぴったりサイズの弁当箱を選ぶ。
ルール2:動かないようにしっかりつめる。
ルール3:主食3・主菜1・副菜2の割合に料理をつめる。
ルール4:同じ調理法の料理(特に油脂を多く使った料理)は1品だけ。
ルール5:全体をおいしそう!に仕上げる。
※出典:NPO法人食生態学実践フォーラムより
http://shokuseitaigaku.com/2014/bentobako(2018年9月28日アクセス)

具体的にどうすればよいのでしょうか。
3・1・2弁当箱法の要は、エネルギー(kcal)と容量(ml)で同じ大きさの弁当箱を選ぶことです。
ルール1に沿って、1食あたり600kcalの場合600mlの弁当箱を選びます(300ml容量を2つ準備するとさらに便利です)。
内容物の重量は、容量の約70%になります(600mlの場合は約420gです)。
主食3で300ml(約210g)と、主菜1及び副菜2を合わせて300ml(約210g)の割合でつめ、調理法が重ならないように気をつけると、エネルギー産生栄養素バランスが整った食事になります。
簡単にチェックすることができる3・1・2弁当箱法を活用してみませんか。