コラム

インターバルトレーニング

2017年11月14日
提供元:
NPO法人EBH推進協議会
株式会社ライフケアパートナーズ
インターバルトレーニング
筋肉が本当にガンガンつくかというと、はっきりと言うと結構難しい。
何故かというと筋肉を今以上に大きくするには、今以上の負担を筋肉にかけて、よりたくさんのタンパク質が要るんですよ、ということを筋肉に教えないとダメなんですよ。こういうスクワットとかやったら、はじめ小さい筋肉が多少は増えているかもしれないけれど、例えばスクワット20回くらいできるようになったら、もうその負荷では軽すぎるから、それ以上筋肉大きくならないんです。
一番良い例は、長距離の選手。彼らは一日に40キロ走っているんですよ。そうしたら40キロ毎日筋肉使っている。でも、筋肉はすごく大きくなってはいない。長距離の選手って、みんな筋肉が薄いんです。彼らは時速20キロで走るんだけれども、1キロ3分のペースで走る筋肉が獲得できたら、あとそのペースでいくら走っても、それ以上の筋肉は要らない、使わないので、筋肉は増えないんです。
ところがインターバルトレーニングという方法は、10分20分30分続ける負荷じゃないんです。通常では長くできないような強めの運動を短時間にやる。そして軽めの運動と交互にやるんです。これだと、いつまでたっても効くわけです。毎回、全速でやる運動、5分だって絶対続けられないような運動をやるわけでしょう?30秒だけとか、あるいは10秒だけとか。筋肉に効きます。
だからインターバルがいいんです。