しかし、湿度が高くなると最初は汗をかくものの、湿度の高い状態のままだと汗は気化しにくくなり、発汗が抑えられてしまいます。
また、高温の道路の上では体感温度がとても高くなります。逆に、打ち水をして高温になった道路の熱を下げることで輻射熱は下がり、体感温度も下がります。
気温の効果:湿度の効果 :輻射熱の効果
【1割】 : 【7割】 : 【2割】 となります。
特に、湿度の効果について7割と非常に大きく効果を見積もっています。これは、気温が同じでも湿度が高いほうが熱中症になる場合が多いからです。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php (環境省ホームページ)
皆さんも日常生活の参考にしてみてはいかがでしょう。
出典:日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3 確定版」