コラム

骨粗しょう症にはどんな症状やリスクがある?予防方法は?

2020年1月13日
提供元:
株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ
外で楽しくストレッチをする老夫婦

ある程度の年齢を過ぎると、医師から「骨粗しょう症に気をつけてください」言われる人が増えてきます。骨粗しょう症という名前を知らない人は少ないと思いますが、どのような危険があるのかご存知でしょうか。今回は骨粗しょう症の症状やリスク、予防法について解説していきます。

 

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症は「骨の生活習慣病」とも呼ばれる、骨がもろくなり、骨折しやすくなってしまう病気です。

 

骨粗しょう症自体に痛みなどのはっきりとした自覚症状はありませんが

・つまずいて手をついたとき

・ころんでぶつけたとき

・くしゃみや咳をしたとき

などの「わずかな衝撃」でも骨折してしまうことがあります。

このような骨折は、生命を脅かすようなケガや日常生活を困難にさせてしまう原因になることがあるので注意が必要です。

 

とくに骨折しやすい部位は

・背骨

・脚のつけ根

・手首

・腕のつけ根

など、普段からよく動かすところや力がかかりやすい部位です。

脚のつけ根はころんだときに骨折することが多く、歩けなくなり寝たきりになってしまう原因になることがあります。

 

骨粗しょう症の症状

骨粗しょう症には自覚症状がほとんどありませんが、更年期以降では以下のような兆候が見られることがあります。

 

・食事量が少しでお腹いっぱいになる

・すぐに息が切れる

・背中や腰が曲がってきた

・以前から着ていた服の丈が合わなくなった(身長が低くなった)

・重いものを持ったり、立ち上がるときに背中や腰が痛む

 

背中や腰が曲がったり身長が低くなるのは、背中や腰の背骨の一部(椎骨)がスカスカになって潰れていく「圧迫骨折」が起こっているからです。無症状のこともありますが、潰れるときに痛みを感じることがあるため「重いものを持つとき」や「立ち上がって体重をかけるとき」に痛みを感じることがあります。

 

骨粗しょう症になるとどんな健康リスクがあるの?

骨粗しょう症になると、「身長が縮む」「背中や腰が曲がる」「転んだだけで骨折する」といった直接的な症状の他に、「骨折して寝たきりになってしまう」「一度骨折すると再骨折を引き起こす」という二次的な健康リスクがあります。

 

骨折を繰り返して介護が必要な状態が長く続いてしまうと日常生活を自力で送ることが難しくなり、寝たきりや引きこもりに陥るようになると生活の質(QOL)がさらに大きく低下します。

 

骨粗しょう症の予防方法は?

骨粗しょう症を予防するためには、食生活と運動からのアプローチが大切です。カロリーオーバーに気をつけながら、バランスよく栄養をとるようにしましょう。主菜、副菜がある定食などがおすすめですが、和食は食材によってカルシウムが不足がちになることがあるので、必要に応じて牛乳やサプリメントなども利用するようにしてください。カルシウムは1日700〜800mgを目安にし、ビタミンD、ビタミンKも意識的にとるようにしましょう。

 

また、ビタミンDは骨の材料になるカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンで、食事やサプリメントからだけでなく日光浴でも補給できます。日中はできるかぎり外に出かけるようにしましょう。ただし、暑い時期は熱中症予防のために日差しの強い時間帯は避け、木陰など直射日光が当たらない場所を選んで歩くようにしてください。

 

また、骨を作る細胞を活性化するためには、骨に適度な負荷をかける必要があります。無理のない範囲でかまわないので、ウォーキングやジョギング、エアロビクスなどの有酸素運動を行い、背筋を伸ばすストレッチなどもとり入れましょう。

 

骨粗しょう症の予防については、こちらの健康コラムもご参照ください。

 

 

「骨粗しょう症予防のための食事とは」(前編)

「骨粗しょう症予防のための食事とは」(後編)

「骨粗しょう症予防のための運動とは」