aruku&(あるくと) for オフィス 導入事例
コプロ・
ホールディングス様

社用携帯の利用率アップと健康増進を合わせた施策として活用。
3人に1人が効果を実感!

健康経営優良法人ウォーキングイベント
企業 株式会社コプロ・ホールディングス
業種 サービス業
(建設エンジニア専門の人材派遣)
担当部署 部署横断のプロジェクトメンバーで運営

今回は、愛知県名古屋市に本社を置く、建設エンジニア専門の人材派遣を行うコプロ・ホールディングスにお邪魔してお話を伺いました。
aruku&を導入いただいたきっかけは、「社用携帯の利用率を上げるアイデア」を募集する社内コンペで選ばれたという理由でした。2021年春に導入して以降コンスタントにイベントを開催され、取材時(1月)には3回目のイベント中でした。毎回イベントの設計や周知方法に力を入れていて、工夫を凝らした告知用チラシや結果発表の動画は、見ているだけでも楽しくなってしまうほど。「成果はまだまだ」と謙遜しながらも、社内アンケートでは3人に1人が「健康意識が向上した」と回答するなど効果はしっかり出ていて、盛り上がっている模様。

詳しいお話を、運営主体者である髙瀬氏、デザイン担当の伊左次氏、アドバイザーの松岡氏の3名にお聞きしました。
なお、特定の部門が担当しているわけではなく、部署を横断したプロジェクトで実施していて、お話を聞いた3名とも人事本部の所属でありながら「本来のミッションは別で持っている」とのことでした。

シンプルで金額的にも魅力

(左から)運営主体者の髙瀬氏、デザインを担当する伊左次氏、アドバイザーの松岡氏

―「aruku&」を導入いただいた背景についてお聞かせください。

社内企画「イノベーターアワード」で選ばれたことがきっかけです。イノベーターアワードは、会社が持つ課題に対し社員から課題解決のためのアイデアを募集しコンペ形式で競う制度です。2020年7月に第2回が開催され、その時の課題が「社用携帯の利用率を向上させる方法」というものでした。このコンペに、aruku&を使った社内ウォーキングイベントのアイデアを提案したのが導入背景です。

エンジニアを派遣するという会社の特性もあり、弊社は給与明細や年末調整のお知らせ、勤怠管理などを社用携帯で行っています。会社から重要な連絡をするツールですので、会社としては社員に日常的に社用携帯を持ってほしいと思っていますが、なかなか難しいです。中には、私用携帯以外に派遣先の企業の端末を持っている社員もいて、そうなると当社の端末が3台目になる、といった理由からなかなか携帯してもらうことが難しく、課題となっていました。そんな中、イノベーターアワードが開かれる直前の2020年5月に弊社が健康宣言を出しました (※)。これをヒントに、「健康施策」にも「スマホ利用施策」にもなるアイデアを考えることにしました。

「いつでもどこでも誰でも使える」というところから歩数計がいいと思い、aruku&以外にもいくつかの歩数計アプリを検討しましたが、最終的な決め手はaruku&がシンプルなアプリである、というところでした。他のアプリの中には、睡眠や食事など総合的な健康管理が可能な、機能が充実しているものがありましたが、社員のニーズは「シンプルで使いやすい」ものでしたし、金額的にも魅力を感じました。また、弊社には「コプ郎」というイメージキャラクターがいまして、aruku&にもキャラクターがいるので、その親和性も魅力でした。いつかコプ郎をaruku&に出せたら社員が喜んでくれるかな、と思ったことも大きいです。
※コプロ・ホールディングス、コプロ・エンジニアードは、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に2021、2022年と2年連続で認定されています。

個人戦から団体戦、豪華賞品から少額賞品など
イベント内容は試行錯誤を重ねる

―どんなウォーキングイベントを開催されたのかお聞きできますか?

1回目のイベントはシンプルな個人戦です。インセンティブについては、多くの人に少額賞品を当てるより、バーン!と大胆に行くのがいいという意見があり、約1か月の期間中15万歩を達成した社員の中から抽選で1名に10万円を進呈するというイベントにしました。結果的に達成者は222名でした。抽選は、社員番号を使い、数字が書かれたボールを箱から引いて決めました。この様子は動画にして配信しましたが、宝くじのようで楽しかったです。当たった社員は喜んでいましたね。

代表取締役社長 清川氏(右)自らボールを引く。10万円は誰の手に!?

1回目のイベントをやってみて課題感が見えてきました。ログインが思ったほど伸びなかったんですよね。2回目のイベントを考えるにあたり、aruku&を導入している企業からアドバイスをいただく機会があったので参加しました。そこでは、「チーム共通の話題が生まれるので団体戦が良い」「インセンティブは500円以上であれば喜ばれると思う」「会話の中でaruku&が出てくるようになるといい」といったことを教えていただきました。

2回目のイベントは、いただいたアドバイスを生かして支店ごとの対抗戦にし、さらにアプリ登録率を競う形式にしました。イベント開催時は支店が17あり、本社と合わせて18チームの対抗戦です。インセンティブは、優勝チームの上位30名に3,000円のギフト券を進呈することにしました。 団体戦に変えたことで、会話にaruku&の話が出るようになったチームもありました。ただ、優勝しなければインセンティブが当たらない仕組みだと諦める人が出てくることに気づきました。

3回目のイベントは、より多くの人にインセンティブを当てようと考えました。そこで「ぴたり賞」を新設しました。10位、20位、100位、300位などキリのいいランクになった人に進呈するものです。この仕組みであれば、歩数が少なく下位でも諦める必要がないですし、続けてくれると思いました。3回目では再び個人戦に戻してみました。また予算を増やしたため、それまでの2回よりも期間の長い1.5か月で開催しています。

―イベントのチラシがどれも素敵ですね。

ありがとうございます。都度コンセプトを練って作っています。2回目のイベントは団体戦でしたので、団体戦という言葉から戦国武将を思い浮かべ戦国時代風にしました。3回目のイベントは2021年から2022年にかけて年をまたぐイベントでしたので、牛(丑年)から虎(寅年)へ、というメッセージを込めようと思いました。またウォーキングイベントなので、アビーロードを歩くビートルズ風にして、牛と虎、そしてコプ郎が歩いているビジュアルにしました。執務スペースにも掲出していますが、社内の反応はとてもいいです。

イベントチラシのデザインは主に伊左次氏が担当

各支店に1名の担当を配置、周知への協力を仰ぐ

―イベントを運営する上で苦労された点がありましたらお聞かせください。

イベントの周知は頑張っていますが、ログイン数が伸び悩んでいるという点ですね。登録者数は現在870名ほどですが、もっと伸ばしたい。次は運営メンバーを入れ替えながら実施できればと考えています。もう1つは、運営体制です。今のところイノベーターアワードの流れから、基本的に私(髙瀬氏)が運営をやっているんですよね。その時々で、例えば結果発表の運営や動画編集など、スキルを持っている社員に私から都度声をかけて運営しています。私の本来のミッションは別で持っていますが、社内からはイベントの人だと思われています(笑)

―周知はどのようにされているのでしょう?

社用携帯に入っているLINEWORKSで周知しています。結果発表も同じ方法で、事前に動画で撮影して配信しています。もっとたくさんの社員に見て欲しいですね。また、各支店ではイベントの窓口として担当を1名決めていて、各担当に声掛けやチラシの配布、事務所でのチラシ掲出をお願いしています。チラシには、社員が参加しやすいように簡単に利用登録ができるQRコードもつけているんですよ。

「事務局に一体感がある」工夫を凝らした結果発表動画が評判に

―結果発表の動画、毎回楽しそうですね。

毎回楽しんでいます。3回目はとても気合いが入っていますよ。結果発表の動画はこれまで私(髙瀬)が内容を考えてきましたが、3回目は若い社員が張り切って企画を考え、台本まで作ってくれました。事務局の一体感があると思うので、そういった楽しさも伝われば嬉しいです。

3回目の結果発表動画は報道番組風!

―イベントを開催されて、社内の反応はいかがでしたか?

みんなニックネームで参加するので、ニックネームから誰かを想像して「これ誰?」と話題になったり、ランキングを発表することで盛り上がったりしますね。また、2021年8月に社内アンケートをとったところ、「健康意識が向上した」が32.6%、「aruku&の効果を実感している」が29.2%という結果が出ました。少ないながら成果は出ています。ただ、まだ一部だけで盛り上がっている印象があるので、年に2回開催する社内表彰制度「コプロアワード」に「aruku&賞」という新しい部門を作る、なんて取り組みも始めました。

「このイベントが会社の色になれば」

終始笑顔の溢れる、楽しい取材でした

―今後、aruku&を活用して取り組んでみたいことがありましたらお聞かせください。

弊社の取引先企業も巻き込んだイベントを実施できたらいいですね。次のイベントでは主幹部署を決めて任せたいです。いろんな人の意見や若い力も取り入れて成長させたいです。社員の登録率はまだ40%ほどですが、将来的には80%ほどにしたいです。健康経営の取り組みの1つとして、このイベントが会社の色になればと思います。

―最後に、aruku&への評価を教えてください。

aruku&を活用したことでコミュニケーションの活性化につながったと思います。本社と支店のやりとりも増えました。健康だけではなくいろいろな点で社員に還元できている感覚がありますので、従業員満足度に繋がっていると思います。社員に還元していることがもっと多くの社員に伝われば嬉しいですね。違う観点でいうと、全社員がここまで一体となったイベントを開催できたのはaruku&が初めてなので、この点でもaruku&を導入してよかったです。

―ありがとうございました!

イベント運営に関わった㈱コプロ・ホールディングスのみなさん

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