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ブレインテック様

長引くテレワークで人間ドックの結果が深刻に…「U300応援プラン」の活用で健康意識改善!「共通の話題ができたことも嬉しい効果」

中小企業健康経営健康意識改善
企業 株式会社ブレインテック
業種 ソフトウェア
担当部署 総務・広報

株式会社ブレインテック様は、図書館の運営を支援するソリューションを展開している社員数44名(2020年4月時点)のソフトウェア企業。2018年頃より健康経営に取り組まれていらっしゃいますが、コロナ禍でのリモートワーク環境によって多くの社員が慢性的な運動不足に陥り、健康診断の結果にも表れたそうです。これを機に本格的な健康施策を検討され、いち早く「U300応援プラン」(従業員300名未満の企業様が、年間20万円でご利用可能なプラン)を導入いただきました。今は活用の機会を広げていらっしゃるとのことで、同社で総務・広報を担当されている関氏を中心に、詳しいお話をお聞きしました。

―もともと健康経営に取り組むようになったきっかけは何でしょうか?

弊社は社員数50人に満たない小さな会社で、男女比はほぼ半々、結婚や育児で退職する社員はほとんどおらず、男性の育休取得経験者もいる。それでいて有給取得率は高く、働く環境は悪くないほうだと思っています。ですが、社員の定着率がいいことの裏返しとして、平均年齢は毎年上がっていきます。現在は47~48歳くらいです。新卒採用などで少しずつ若返りをはかってはいますが、30代半ばでも「若手」と言われる状況で、社員の高齢化は確実に進んでいます。
また、高齢化とは関係ありませんが、職業病のようなものとして、腰痛や肩こりがあります。図書館向けの業務システムを開発・販売・サポート行っているのですが、基本的に大きな部署異動は少ないため、同じ業務を長くやっている社員がほとんどです。重い荷物をもって外回りすることが多いカスタマサポートや営業のスタッフには腰痛持ちが多く、出張が多い社員はホテル泊続きでどうしても食生活が乱れがちです。そしてずっとパソコンに向かっている開発のスタッフには肩こりなどの慢性症状のある人が多くいます。
そうした中、経営上の大きなリスクの一つとして「健康リスク」を意識するようになり、2018年頃から健康経営に取り組み始めました。

―コロナ禍で新たに生まれた健康課題はありますか?

2020年4月の緊急事態宣言発令以後、社員は原則テレワークとなりました。宣言解除後もシステム開発部門はほぼ100%テレワークを続けており、全体で見てもオフィス出社率が2割未満の日がほとんどという状態です。テレワークは2012年から取り入れていますが、利用する人が大多数となったのは昨年4月からです。最初は、机やいすなどの環境が整わないことから来る腰痛や肩こりなどを訴える社員が目立ちました。このため、昨夏には、全社テレワーク体制が今後も続くことを見込み、自宅のテレワーク環境を整えるための一時金を支給しました。
予想通り長期化したコロナ禍で、夏以降もオフィス出社を最低限に抑える業務体制が継続しています。経理や営業事務などテレワークに適さないと考えていた部門でも、業務のやり方を工夫することで、週1回程度の出勤とテレワークを組み合わせて業務を遂行できることが分かってきました。ですので、オフィスは常にガランとしています。1月に再度の緊急事態宣言が出たときも、会社としては特に新しくやらねばならないことはなく「これまで通りに」と伝えただけでした。

一方で、長期化による問題として、通勤が減ったことで慢性的な運動不足や筋力の衰えを感じる社員が増えてきました。外出を控えているため趣味のスポーツやレジャーに行けないことも、運動不足に拍車をかけています。たまに通勤しただけで脚が筋肉痛になったという社員もいましたし、通勤がいかに“苦労せず毎日続けられる運動”だったかを実感した、という声もありました。

―健康に関する施策の優先度は上がりましたか?

あがりました。こんな状況に加えて、もともとの社員の高齢化も関係して、2020年の人間ドックの結果では、「コレステロール値が上昇した」「肥満を指摘された」「内臓疾患の疑いで再検査になった」といった人が増加しました。運動不足は、シンプルに「リスク」なのだと思い知りました。
自分で運動したり食事に気を付けたりとストイックに健康管理を実践できている社員もいますが、仕事や家事・育児に追われて自分の健康管理が二の次になってしまっているという声も多く、今の勤務体制を続けるならば、会社としてのテコ入れが必要だと考えるようになりました。

―健康施策の中で、ウォーキングを選ばれたのはなぜでしょうか?

ウォーキングは、性別や年代や生活環境、得手不得手関係なく、誰でも日常生活の一環で取り組みやすい健康施策だったので会社として取り組むには適していると思いました。
テレワーク以前から、休憩時間に空きスペースに集まりエクササイズ動画を見て一緒に運動するといった有志の取り組みがあったので、そうした体を動かすイベントやレッスンを会社で定期的に開催することなども検討しましたが、ウォーキングに比べると好みが分かれ、多くの社員に恩恵のある取り組みとはなりにくく、会社として推進する施策としては優先度が下がると考えました。

―aruku&に決めていただいた理由をお聞かせください。

会社スマートフォンを全員に貸与しているため、専用の端末などではなく、スマホアプリを使ったものであれば誰もが負担なく参加できると思いました。法人会員向けだけに開発されたアプリではなく、一般向けのスマホアプリとして使われているため、多くの人の評価を受けている点が安心だと思いました。
はじめは、「健康経営」「アプリ」などをキーワードにして検索をして、いくつかの法人向けサービスについて資料を取り寄せましたが、初めての取り組みなので良く調べたいと思っていました。aruku&は、ほとんどの機能が個人で使うものと同じなので、事前に個人で利用し、アプリが使いやすいことを自分で確認することができたのが良かったです。社員が毎日使うものになるので、まずは自分で使ってみないと、という気持ちがありました。
さらに、問い合わせからすぐにオンライン打ち合わせを組んでいただいたり、当社の状況に合わせて臨機応変に相談に乗っていただけたりと、仕事のスピーディーさや決断の速さも決め手になりました。

―まだ導入されて間もないかと思いますが、効果の実感はいかがでしょうか?

そうですね。まだあまり時間が経っていませんが、効果はあると実感しています。当初は、景品を豪華にしないと登録者が伸びないのではないかと心配していましたが、最初に社長から説明し、登録が簡単なことや団体管理者には歩数とポイントの情報しか渡らないことなどを伝えると、その場で登録する社員もいて結局その日のうちに多くの社員が登録してくれました。イベントの景品などの目的がなくても、日々の健康増進という本来の目的で参加してくれている社員が多いのだなと思って、嬉しかったです。
その後、朝礼など折に触れて「aruku&を使おう!」と社長が声をかけました。改めて声をかけるたびに1人、2人と登録が増えていき、現在30人。全社員の2/3です。

榎本社長からのイベント告知を真剣に聞く社員の皆様

参加している人たちからは、毎日意識的に歩くようになったという声が聞こえてきます。自宅近くのウォーキングコースに挑戦したという人もいれば、住人のコレクションをコンプリートしようとして歩き回ったという人もいますし、そういうものは全然気にせず、ただ毎日歩いているだけ、という人もいるようです。使い方の自由度が高いところも、団体で使うにあたっては良い効果になっているように思います。
社員は好きなニックネームを設定しているので、ニックネームだけで誰だかわかる人と分からない人がいて「XXXっていうのは誰なんだろう?いつも1位だけど」といった雑談のネタにもなっています。テレワークが増えて社員同士のコミュニケーションの機会が減っていたので、こうした共通の話題ができたことも嬉しい効果です。
2月中に開催しているイベントは個人戦で3,000歩を毎日歩こうというものですが、今のところ全登録者の半数以上が毎日達成しています。今回の反応を見て、今後はチーム戦のイベントなども検討していきたいと思っています。

社員の皆様の声
・団体ランキングでいつも自分の前後の順位の人がコンスタントに歩数やポイントを重ねているのを見ると「(天気が良くないから…眠いから…などを理由に)今日くらいはいいかな」という気持ちだったのが「今日も欠かさず歩きに行こう」という気持ちになる。
・コロナ禍になってから、ほとんど自宅とスーパーやドラッグストアにしか行っていないが、歩数を確認して「ちょっと遠回りして買い物に行こう」、「あと1,000歩くらい歩いてから帰宅しよう」など日々の歩数を意識するようになった。
・2月に開催している初の団体イベントでは、最低3,000歩は歩くようにしよう、という手の届く目標設定なので、今のところ毎日頑張っている。

―ありがとうございました!

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